明日6/2(水)・5(土)開催【オンライン受講無料相談会】「会う力」養成講座
「その道の第一人者に直接話を聞く」スキル(インタビュー力)と「時代や環境に左右されない自分をつくる」ためのマインドを早川洋平がオンラインでお伝えする「会う力」養成講座では、受講を検討されている方に向けて、初めてオンラインで無料相談会を行うこととなりました。
「受講形式」「カリキュラムの内容」「受講後のサポート」「本当に成果は出るのか」「自分は受講に適しているか」など、受講を検討するにあたりご不明な点やご不安なことを直接早川にお聞き頂く場となっております。
相談会は「Zoom」(無料オンラインビデオ会議アプリ)を使用いたします。ネットに繋がるデバイス(PC、スマホ、タブレット)があればどこからでもご参加いただけます。
【開催日時】
6月2日(水)19:30-20:30
6月5日(土)10:00-11:00
※両日とも【開催30分前までお申し込み可能】です。
※上記以外の日程も今後追加予定です。詳細は下記URLをご覧ください。
具体的なご質問・ご相談はもちろん、漠然としたご質問・ご相談でも全く問題ありませんので、どうぞお気軽にご参加ください。
▼「オンライン受講無料相談会」詳細・お申し込みはこちらから
http://www.auchikara.com/pg3670943.html
今号の目次
01 『ニッチ万歳!』早川洋平エッセイ〈09〉
02 「【児童書】新しい世界がきっと見えてくる」石田衣良『大人の放課後ラジオ』〈73〉
03 「道のないところを歩く」北川八郎『人生を変える出会い』〈230〉
21世紀の全クリエイター必修!「BOYS LOVEの世界」【6/23(水) 20時〜】オトラジ公開収録開催!
小説家の石田衣良さん、武井ひろなさんと3人で毎週お届けしている『大人の放課後ラジオ』。今回は、これがウケなかったらオトラジを辞めた方が良いんじゃないか(笑)という必殺のテーマを選びました。
題して、【21世紀の全クリエイター必修!「BOYS LOVEの世界」】です。
その魅力とは何か? 創作になぜ役立つのか?から、オススメのBLマンガ、小説、ドラマ、映画の紹介にいたるまで、BLビギナーからファンの方(もちろん創作をする方も)まで幅広く楽しめる内容をライブでお届けします。
収録後は恒例【完全オフレコ】Q&Aタイム! 「音声のみ」「チャットのみ」でもご参加いただけます。ご参加をお待ちしています!
《当日18時まで申込OKです》ご参加をお待ちしております!
【日時】6月23日(水)20:00〜22:00
【会場】オンライン開催(アプリ「ZOOM」より配信)
【参加費】1,500円(税込み)
【詳細・申込】https://pro.form-mailer.jp/lp/ff93a5e9226523
北川八郎さん×参加者のライブQ&A実施!「人生を変える出会い」オンライン公開収録【7/2(金) 20時〜】
PodcastとYouTubeで好評配信中の『人生を変える出会い』では
2021年7月2日(金)19時より第3回オンライン公開収録を開催いたします。当日はご参加のみなさまとのQ&Aタイムのほか、日頃見られない北川八郎と早川洋平のオフトークも。
ここでしか味わえないライブをぜひお楽しみください。
《当日18時まで申込OKです》ご参加をお待ちしております!
【日時】7月2日(金)19:00〜21:00
【会場】オンライン開催(アプリ「ZOOM」より配信)
【参加費】2,000円(税込み)
【詳細・申込】https://pro.form-mailer.jp/lp/6110d26b226270
『Life Update Unlimited』最新対談
【ポスト・プライバシーに直面する世界で「私」らしく生きるには】武邑光裕さん(メディア美学者)
プライバシー保護の重要性を訴えるいっぽうで、利便性やつながりを求めてGoogleやFacebookなどに代表されるプラットフォーマーにデータを提供し続けるわたしたち。もはや「わたし」はわたしだけでのものではなく、「プライバシー」という考え方自体が21世紀にはなくなってしまうのか。
パンデミックを押さえ込むという大義のもと「ポスト・プライバシー(脱プライバシー)」の流れは留まることを知らず、むしろ加速しているようにさえ感じる2021年。激動かつ先が見えないこの時代に、わたしたちひとり一人が「わたし」を保っていくためには、まず何を知り、考え始めるべきなのか。
『さよなら、インターネット』で「GDPR(EU一般データ保護規則)」の深層に迫り、『ベルリン・都市・未来』では、シリコンバレーとは全く異なるベルリンのデジタルビジネスシーンを描いたメディア美学者の武邑光裕さん。
この世界の先にあるのは、果たしてユートピアかディストピアか。
最新刊『プライバシー・パラドックス データ監視社会と「わたし」の再発明 』を著し、ベルリンから一時帰国していた武邑さんにお話をうかがった。
キーワードは、「選択的開示」。
■【ポスト・プライバシーに直面する世界で「わたし」らしく生きるには?】武邑光裕さん(メディア美学者)対談全編
https://life-upd.com/archives/6306
会員制インタビューマガジン『Life Update Unlimited』では、配信中の全インタビュー音声をiOS/Android端末のPodcastアプリで聴けるようになりました。KENZOの創業者の故・髙田賢三さんや小説家の角田光代さん、ジャパネットたかたの創業者髙田明さんら各界のトップランナーのインスパイラブルなインタビューをお気に入りのポッドキャスト番組のようにダウンロードしてスマホでいつでもどこでもお楽しみいただけます。
■Life Update Unlimited
https://bit.ly/2ypyaIu
01 エッセイ〈09〉
『ニッチ万歳!』 早川洋平
初めて違和感を覚えたのは、高校2年生の春だった。クラスメートとぼくの興味・感性が合わない合わない合わない。たとえばパンクロックバンドの「グリーン・デイ」や「Hi-STANDARD」。見事にぼく以外の全員が彼らに熱狂していたが、どうにもそのノリについていけなかった。
食わず嫌いは良くないと彼らからCDを借りて聴いてはみたものの、残念ながら出だし数秒でストップ(グリーン・デイとHi-STANDARDのみなさんゴメンナサイ)。「ひとり大好き」の今の自分からすると、全く気にすることではないけれど、当時それまではどちらかといえば輪の中心に近い場所にいることが多かったぼくにとって、実にしんどい日々だった。
進級してもこの「合わない感じ」は続く。新たなクラスメートたちと夏休みの夜に湘南・江ノ島へ行ったり、打ち上げのカラオケでブルーハーツの『リンダリンダ』を全員で飛び跳ねながら熱唱したり……いわゆる「青春の日々」がとにかく苦しくて苦しくて。
大学に入っても「合わない感じ」は続く。新歓コンパにテニスサークル、合コンに居酒屋、スノボー……どれも誘われるままに体験してみたがやはり合わない。かといってサッカーをガチでやる気は失せてしまったし、「本業」である勉学に邁進できるわけでもない。気付けばひたすらアルバイトに精を出し、それを原資に年数回の貧乏旅行に行く。そんな学生生活になってしまった。学内ではいつもほぼひとりだった気がする(門をまたぐことすら苦痛だった)。
こんなことで社会でやっていけるのだろうかという不安は、見事に的中する。大学卒業後最初に入社した新聞社ではわずか数カ月で適応障害を起こし、出社できなくなってしまったのだ。その後は、1年にわたり復職と休職の繰り返し。会社の手厚いサポートにも応えられず、ぼくは退職することに。半年の静養を経て何とか復調し再就職した編集プロダクションも結局2年半で退職。3社目となった企画・制作会社もまたもや2年半で退職……まさに「石の上にも三年」を完遂できない人間になっていた。
振り返れば、新聞社では「新入社員は中古車からスタートが当たり前」のところ新車を買ってひんしゅくを買ったり(日々の取材に車は必須だった)、編集プロダクション時代にカフェで開かれたある会議ではみながコーヒーを頼むところ一人だけ「紅茶をお願いします」と悪びれもなく言い、上司からこっぴどく叱られたような……
そんな人とも社会とも合わせられないぼくが、逃げるように起業(というより現実逃避)して十二年目を迎えられたのはもはや奇跡としかいいようがない。起業することで大きく人間として成長したとか、人と合わせられるようになったとか言えれば良いのだが、残念ながらその自信は全くない。
とはいえ、「奇跡」だけでこの12年間を総括するのは、これから先も続く人生を考えるとあまりに心許ない(笑)。いうまでもなく、いちばん大きいのはこんなぼくでも見捨てずに付いてきてくれた人たちだ。クライアント、スタッフ、一緒に仕事をしてくれるみなさん、そして家族に友人……彼らがいなかったら間違いなく今の自分も会社もない。
にしても、である。起業してからも、相変わらずぼくは、みなが右に行くところを左に行ってしまう人間だった。多くの人がWindowsを使っていた時期からMac一筋(父が30年来のAppleファンだったことも大きい)。流行りのドラマやヒット曲も全く受け付けない。ベストセラーよりマニアックな専門書。最近なら、ビジネスパーソンに人気の経済メディア「ニューズピックス」よりも、米国発の経済メディア『QUARTZ』のほうがグッとくる(同メディアはニューズピックスを運営するユーザーベースが所有)。みんながNetflixやAmazonプライムを楽しんでいるさなか、Apple TVに没頭……改めて自分はあまのじゃくであり、そしてニッチなものにひかれる人間なんだなあと思う。
そういえば、小説家の石田衣良さんがご自身を「ニッチな作家」と称しているのを思い出す。初めてそれを聞いたときは「いやいや超メジャーじゃないですか」と思ったものの、確かにニッチとは本来「隙間」や「適所」のこと。経済分野では潜在的需要がありながら、これまで誰も手を着けずに隙間になっていたような分野や市場のことを指す。なるほど。衣良さんはある意味作家活動を通してニッチな素材に目を付けて、メジャーに押し上げることを続けてきたのか。『池袋ウエストゲートパーク』しかり『娼年』シリーズしかり。
そうそう、松岡圭祐さんの『小説家になって億を稼ごう』の冒頭で『四十人中三十九人は(小説家の)顧客対象ではない』という一節があった。理由はこうだ。松岡さんいわく、日本最大のベストセラー文芸は約600万部。実売部数以上に愛読者がいるわけではないし、最後まで読み進められなかった読者も一定数いる。そう考えると顧客となりうる対象はどう頑張っても半分の300万人以下となる。つまり全国民のおよそ40人に1人というわけだ。が、しかし、である。それでも300万人もいるのだ。衣良さんやこれまでお目にかかった小説家の方たちが「確かに出版業界は厳しい。けれど専業作家で食べられないわけじゃない」というのにも合点がいく。
ところで、40人中一人ということはちょうどクラスに1人……まさにそれは高校時代のぼくじゃないか! 少々強引な結びつけかもしれないが、学校や会社では完全に浮いていたぼくが、これまで何とかやってこられた要因の一つは、案外社会にはニッチの生きる道があるからなのかもしれない。
そんな自分勝手な解釈をもう少し続けてみると、「Podcastビジネス」や「プロインタビュアー」という仕事、「会う力養成講座」……確かにこれまでのぼくのキャリアを振り返ると、そのほとんどがニッチ中のニッチ。でも三つともありがたいことに少なくないクライアントや受講生に恵まれてきた。そのどれもが始めたときは悲しいくらい周囲に受け入れられなかったのに。けれど、どれも自分自身がお金を払ってでも受けたいという思いから生み出したサービスや仕事だった(逆に周囲から推されて始めたものはことごとく失敗してきた)。
そう考えると、ニッチな自分の生きる道はどんなに周囲に総スカンされても、ひたすら心から良いなと思えるものにだけに心血を注ぎ、クオリティを上げ続けることにほかならないのではないか。そんなことを近頃思う。何しろ、400人にひとりでも30万人、いや、4000人に1人でも3万人の人に役立つ何かを届けられる可能性があるのだから。
もちろん、自分をよく知る近しい人たちの厳しい言葉は真摯に受け止めつつ、これからもこの道を歩んでいきたい。ニッチ万歳!
02 「【児童書】新しい世界がきっと見えてくる」石田衣良『大人の放課後ラジオ』〈73〉
映画・マンガ・本、音楽など最新カルチャーから、恋愛&人生相談、ほんのり下ネタまで……『池袋ウエストゲートパーク』『娼年』などのベストセラーで知られる石田衣良さん(小説家)と毎週木曜日にお届けしている『大人の放課後ラジオ』。
「ヒット企画のタネは誰の中にも一つはある。大切なのは時代の風を読んだうえでいかに自分の色を鮮やかに出すか」と語る衣良さん。今回は、僕たちの中に眠っている「ヒットメーカーを起こす」ための秘訣をたっぷりと語ってもらいました。
【音声配信】『audiobook.jp』でオトラジ完全版配信スタート!
日本最大級の音声配信プラットフォームの『audiobook.jp』で、 大人の放課後ラジオの完全版配信スタートしました。
https://bit.ly/2R7nY0L
30日間の無料トライアルで聴き放題です!
(無料トライアル終了後は、月額¥750[税込み]でお楽しみいただけます)
【「センスよくヒットする」その秘訣とは?】
『大人の放課後ラジオ』マガジン版好評配信中
ボリュームたっぷり!
活字版『大人の放課後ラジオ』いよいよ快調です。
最新号では話題の『独学大全』を語り尽くし、石田衣良さんがセンスよく売れる秘訣を明かし、さらに江戸の性風俗事情にビックリ!
衣良さん、武井ひろなさん、早川洋平3人の書きおろしエッセイ付き。
【目次】
「センスよくヒットする」その秘訣とは?
『独学大全』話題の弁当箱本を語り尽くす!!
江戸時代の風俗と下半身事情
「50万円を使わなくてもあなたの人生は変えられる! 」質問&相談SP
アフタートーク〜お金の流れを掴むには〜
恋と仕事と社会のQ&A「どこにも居場所がないと感じて悩んでいます」「第一印象で損をしないためのアドバイスをください」ほか
書き下ろしエッセイ
『セルフ人体実験』 早川洋平
『オトラジ裏話 その4』 武井ひろな
『運動、運動、運動不足』 石田衣良
■『脱力して生きるコツ』(大人の放課後ラジオ2021年5月号)
税込み¥380(Kindle Unlimitedは無料です!)
https://j.mp/2S2Yj9S
03「道のないところを歩く」北川八郎『人生を変える出会い』〈230〉
阿蘇山中で陶芸家と農業の二足のわらじを履く生活を30年以上。いっぽうで経営塾や『繁栄の法則』などの執筆を通じて、事業繁栄の法と人の生きる道を説く北川八郎さんが、みなさんから寄せられた人生や仕事ににまつわる悩みにお答えします(毎週火曜日配信中/聞き手・早川洋平)。
今回は北川八郎さんのオススメの本を紹介します。
▼北川八郎音声プログラム「瞑想の基本と実践」
http://bit.ly/2T38kkj
不安や恐れ、苦しみのさなかにある方、安らかな毎日を送りたい方に向けて北川八郎さんが音声でナビゲートします。
▼「人生を変える出会い」Kindle版(電子書籍)第2弾をリリースしました
これまで番組でお届けしてきた200回配信を超えるエピソードの中から、これからの時代を生きるヒントとなる回をピックアップ。
第2弾タイトルは「節目に読みたい言葉」。 今回は「節目に読みたい言葉」「何かに挑戦するあなたへ」「人生を豊かにする光とエネルギー」の3テーマに分けてお届けします。
新年度が始まり新しい環境に移るこの時期にあらためて思い返したい「北川八郎の言葉」を集めました。 音声でゆっくり聴く時間がない時でも、忘れずに覚えておきたいたくさんの気づきをもう一度振り返る機会にご活用ください。
税込み¥500(Kindle Unlimitedは無料です!)
https://j.mp/3jPQ1fn
第1弾はこちらから
5分筋トレ「BODY UPDATE」プログラムをつくりました
「自宅」「器具なし」「音楽のテンポにあわせる(BPM)」「無理せず続く強度」のトレーニングを「5分」で……そんなワガママな思いに応えてくれたぼくのパーソナルトレーナーKENTA先生のお力添えにより、このトレーニング「BODY UPDATE」は生まれました。
ぼく自身この筋トレを8カ月以上継続してきましたが、心身共に非常に良い状態をキープできていることを実感しています。
1日5分、無理せず楽しく自宅で心身をさらにアップデートしたい─そんな方の役に立てたら幸いです!
(全編無料)BODY UPDATE 全プログラム/Q&A再生リストはこちら
最後までこのニュースレターをお読み頂きありがとうございました。今週もみなさんにとってアップデートとインスピレーションにあふれた日々となりますように。
早川洋平
バックナンバー
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