会員制インタビューマガジン『Life Update Unlimited』では、配信中の全インタビュー音声をiOS/Android端末のPodcastアプリで聴けるようになりました。KENZOの創業者の故・髙田賢三さんや小説家の角田光代さん、ジャパネットたかたの創業者髙田明さんら各界のトップランナーのインスパイラブルなインタビューをお気に入りのポッドキャスト番組のようにダウンロードしてスマホでいつでもどこでもお楽しみいただけます。
■Life Update Unlimited
https://bit.ly/2ypyaIu
今号の目次
01 『ハッタリがきかない場所』早川洋平エッセイ〈06〉
02 「ヒット作を生む秘訣」石田衣良『大人の放課後ラジオ』〈67〉
03 「東岸の人」北川八郎『人生を変える出会い』〈224〉
公開「企画会議」やります!
小説家の石田衣良さん、武井ひろなさんと3人で毎週お届けしている『大人の放課後ラジオ』では、第6回オンライン公開収録を開催します。
今回のテーマは「オトラジ公開企画会議」!毎回の放送テーマはいかにして生まれているのか? 舞台裏を大公開します!
当日は衣良さん、ひろなさん、ぼくが持参の企画案をプレゼン!採用されるのは果たしてどのアイデアか?参加の皆様のフィードバックも頂きながらその場で決定します!
終了後は恒例Q&Aタイム!音声のみ/チャットのみでも参加いただけますのでお好みのスタイルでどうぞ。
衣良さんの発想力や企画力を学びたい方もこの機会にぜひ。ご参加をお待ちしております!
《当日18時まで申込OKです》ご参加をお待ちしております!
【日時】4月28日(水)20:00〜22:00
【会場】オンライン開催(アプリ「ZOOM」より配信)
【参加費】1,500円(税込み)
【詳細・申込】https://pro.form-mailer.jp/lp/0e3b8c6f222526
『Life Update Unlimited』最新インタビュー
【「つながり」の本質】加藤愛梨さん(一般社団法人 We are Buddies 代表理事)
血縁関係がない子どもと大人がペアになり、遊んだり話したりしながら細く長い関係性を築くオランダ発のプログラム「We are Buddies」。
「渋谷のど真ん中で赤の他人だった90人とともに暮らし働くコミュニティ『Cift』で6才の少年と生活し、強い信頼関係を築いたことがきっかけだった」と発起人の加藤さんは話す。
「子育てに保護者以外の大人が関わる意義とは」「どんな子どもや大人が参加しているのか」「利用料がかからない理由」
「We are Buddies」のプログラムについてお話をうかがうなかで、彼女から出てきたのは「理由なくいられる場所」の重要性だった。
そもそもなぜ加藤さんが「大企業を辞めてこの道を選んだのか」「Ciftで他者と暮らし始めたのか」「現在オランダと日本の二拠点生活をしているのか?」……その背景にもこのキーワードがあった。
「理由なくいられる場所」
自分ブランディングやヒエラルキーなどが渦巻くSNSでは決して得られない「つながり」の本質は、ひょっとしたらここにあるのではないだろうか。SNSの誕生来、ずっと感じていた「つながり」という言葉への違和感が安心感に変わる、そんなインタビューとなった。
■【「つながり」の本質】加藤愛梨さん(一般社団法人 We are Buddies 代表理事)対談全編
https://life-upd.com/archives/6262
「脱力」しながら生きて結果も出すマインドセットとは?
『大人の放課後ラジオ』マガジン版第3号リリースしました
活字版の読む「オトラジ」第3号ができました。リラックスが成功への鍵? 脱力して生きて結果を出すマインドセットから話題のベストセラー『スマホ脳』やコロナワクチンの真実、それに恒例の人生相談スペシャルまで、のんびり熱く作家・石田衣良さん、武井ひろなさん、早川洋平が語ります。3人の書きおろしエッセイ付き。
【目次】
「脱力」して生きるコツ
『新型コロナとワクチン 知らないと不都合な真実』
『スマホ脳』デジタルデトックスの新提案
『説教彼/事実婚/遠距離』白熱の恋愛相談SP
恋と仕事と社会のQ&A「『頭が良い』とはどういうことか?」ほか
書き下ろしエッセイ『図書館の少年』 石田衣良
書き下ろしエッセイ『オトラジ裏話 その3』武井ひろな
書き下ろしエッセイ『OPEN』早川洋平
『脱力して生きるコツ』(大人の放課後ラジオ2021年4月号)
税込み¥380(Kindle Unlimitedは無料です!)
https://j.mp/3tpLPXz
01 エッセイ〈06〉
美術家の横尾忠則さん(右)と筆者の対談の様子=2018年撮影
『ハッタリがきかない場所』 早川洋平
音声市場が盛り上がりを見せている。Spotifyが著名人や有名雑誌とコラボしたオリジナル番組を配信したり、Amazonミュージックでポッドキャストが聴けるようになったりと、ここ1〜2年で兆し感じていたが、クラブハウスの台頭もあり今年一気にブレイクした感がある。
昨年12月に朝日新聞が1万人に行った「ポッドキャスト国内利用実態調査」でも、実に7人に1人がポッドキャストを月に1回以上聴き、国内推計ユーザー数は1100万人超に上ることが明らかにされた。ユーザーの半数近くはここ1年以内にポッドキャストを聴き始め、急増中だという。あくまでデータに過ぎないが、かつて国内の大手メディアがこれだけの人数に対してポッドキャストの調査を実施したことがあっただろうか。
実際、周囲でも「ポッドキャストを聴き始めた」という声を聞く頻度が明らかに増えた。例年に比べ番組のプロデュースの相談も多い。この仕事を始めて12年。ようやく音声メディアが本格的に認知されてきたことはうれしいが、改めてなぜ今なのだろうか。
個人的には、昨年から始まったステイホームが着火点になったのではないかと考えている。前述の国内利用実態調査によれば、ポッドキャストの聴取シチュエーションで最も多いのは「休憩中」(39.6%)。コロナ前なら確実に首位を争っていたであろう「公共交通機関での通勤通学中」(16.5%)の倍以上だった。「家事中(掃除中or料理中」(26.0%)や「通勤通学以外の車の運転中」(16.9%)なども通勤を上回っていた。
かねてから、ポッドキャストがアメリカほど普及しないのは、車社会ではないからだと言われていた。しかし、コロナ禍で「公共交通機関による通勤」が減ったことにより、在宅勤務や車移動など、じっくり「ながら聴き」する状況や時間を潜在的に持つようになった。そのタイミングと前述の音楽サブスクリプションサービスのポッドキャスト注力の時期が相まって、一気に知れ渡ったのではと僕は推察する。
僕たち業界関係者からすると、つい3〜4年前まではポッドキャストのメジャープラットフォームといえばAppleが唯一無二の存在だった。しかし、彼らはポッドキャストをAppleミュージック内には置かず、単体のアプリとして独立させてしまった(それまではiTunes Storeと一体化していた)。これは、既存リスナーには音楽と区別して使えるという利点をもたらしたが、そもそもポッドキャストを知らない人が「音楽のように」発見する機会を奪ってしまうのではと危惧もしていた。
一方で後発組のSpotifyやAmazonミュージックは、音楽とポッドキャストを別々にせず、同一アプリ内で音楽の1カテゴリのようにポッドキャストを扱った。これがシンプルだが大きかったように思う。どんなにポッドキャストが便利で、魅力的な番組がたくさんあっても、目に触れないと存在しないのと同じなのだから。
ポッドキャストをはじめとする音声メディアの魅力といえば、一般的にも調査結果を見ても「ながら聴き」がまず挙げられるだろう。だが、個人的に最も魅力を感じるのは、話し手のパーソナリティやメッセージの本質に触れられる点だ。
たとえばこんな経験はないだろうか。たまにテレビで見かけるお笑いタレントのNさん。金髪にアクセサリーじゃらじゃら。服装もなんだかチャラい。あなたが最も苦手なタイプだとしよう。だからあなたは彼が出てくると、いつも即座にチャンネルを変えたり、テレビそのものを消したりしてしまう食わず嫌いの存在だった。
そんなある日のこと。ドライブ中にかけていたラジオ番組にたまたまNさんがゲスト出演。すぐにでも放送局を変えようと思ったものの、高速道路運転中だったのでやむなくトークを聴くことに……すると思ったよりもずっとまじめで、聴けば聴くほど彼は魅力的だった。Nさんのことを外見だけで敬遠していた自分を少しはずかしく思うあなた。そればかりか元の印象が悪かっただけに、そのギャップから一気にファンに……。
音声メディアは文字通り「声だけ」の媒体。リスナーは話し手の肉声に全神経を集中させる。だから相手の見た目は関係ないし、話者のパーソナリティがより伝わりやすいと僕はリスナーとつくり手両方の立場から強く感じる。『オールナイトニッポン』のような番組が長年にわたり人気なのは、話し手とリスナーの距離感が近いのが大きな要因のひとつではないだろうか。音声は「見えないからこそ、見た目からは見えない話者の素顔が見える」メディア。だからコアなファン、ディープなファンがつくのだと僕は確信している。
かくいう僕自身、ポッドキャスト番組のプロデュースを長年手がけ続けるのは、この肉声が持つ話者のパーソナリティを伝える力に魅入られたからだ。たとえどんなにすぐれたソフトウェアで会話を編集しても、その人の人間性までは編集できないからだ。それだけに、音声のインタビューは双方ともはったりが効かない真剣勝負の場。ぼく自身も常に人間力を試されるハードな媒体でもある。
ようやく世の中に浸透し始めたポッドキャスト。これからもいちリスナーとして世界中の番組を楽しみつつ、つくり手/話し手としてもいっそう精進していきたい。
「会えない時代に『会う力』が必要な理由」
コロナ禍の「今」、なぜ「会う力」が必要なのか。お話しさせていただきました。全編無料公開中です。
【目次】
・なぜ「会う」ことが必要なのか?
・読書や講演会では得られない「会う」の2つの価値
・インタビューは「すべての人の日常にある」!?
・なぜ外出が制限中の【いま】会う力が必要なのか?
・「会う力」で人生が変わる3つのポイント
・「聞く力」には技術よりもはるかに大切な2つのことがある
・「会う力」は、特にどんな人や仕事に必要?
・無名で何の実績も看板もない一般の人間でもトップランナーに会えるの?
・「会う力」を構成する8つの力について(リサーチ力、メモ力、アポ取り力、段取力、質問力、現場力、縁紡力、メディア力)
02 「ヒット作を生む秘訣」石田衣良『大人の放課後ラジオ』〈67〉
映画・マンガ・本、音楽など最新カルチャーから、恋愛&人生相談、ほんのり下ネタまで……『池袋ウエストゲートパーク』『娼年』などのベストセラーで知られる石田衣良さん(小説家)と毎週木曜日にお届けしている『大人の放課後ラジオ』。
「ヒット企画のタネは誰の中にも一つはある。大切なのは時代の風を読んだうえでいかに自分の色を鮮やかに出すか」と語る衣良さん。今回は、僕たちの中に眠っている「ヒットメーカーを起こす」ための秘訣をたっぷりと語ってもらいました。
03 「東岸の人」北川八郎『人生を変える出会い』〈224〉
阿蘇山中で陶芸家と農業の二足のわらじを履く生活を30年以上。いっぽうで経営塾や『繁栄の法則』などの執筆を通じて、事業繁栄の法と人の生きる道を説く北川八郎さんが、みなさんから寄せられた人生や仕事ににまつわる悩みにお答えします(毎週火曜日配信中/聞き手・早川洋平)。
第224回は自分と全く合わない人や自分を傷つける人といかにつきあうか?釈迦のエピソードとともに考えます。
▼「人生を変える出会い」Kindle版(電子書籍)第2弾をリリースしました
これまで番組でお届けしてきた200回配信を超えるエピソードの中から、これからの時代を生きるヒントとなる回をピックアップ。
第2弾タイトルは「節目に読みたい言葉」。 今回は「節目に読みたい言葉」「何かに挑戦するあなたへ」「人生を豊かにする光とエネルギー」の3テーマに分けてお届けします。
新年度が始まり新しい環境に移るこの時期にあらためて思い返したい「北川八郎の言葉」を集めました。 音声でゆっくり聴く時間がない時でも、忘れずに覚えておきたいたくさんの気づきをもう一度振り返る機会にご活用ください。
税込み¥500(Kindle Unlimitedは無料です!)
https://j.mp/3jPQ1fn
第1弾はこちらから
▼北川八郎音声プログラム「瞑想の基本と実践」
http://bit.ly/2T38kkj
不安や恐れ、苦しみのさなかにある方、安らかな毎日を送りたい方に向けて北川八郎さんが音声でナビゲートします。
5分筋トレ「BODY UPDATE」プログラムをつくりました
「自宅」「器具なし」「音楽のテンポにあわせる(BPM)」「無理せず続く強度」のトレーニングを「5分」で……そんなワガママな思いに応えてくれたぼくのパーソナルトレーナーKENTA先生のお力添えにより、このトレーニング「BODY UPDATE」は生まれました。
ぼく自身この筋トレを8カ月以上継続してきましたが、心身共に非常に良い状態をキープできていることを実感しています。
1日5分、無理せず楽しく自宅で心身をさらにアップデートしたい─そんな方の役に立てたら幸いです!
(全編無料)BODY UPDATE 全プログラム/Q&A再生リストはこちら
↓下記の動画は「10分間」で「全身」を鍛える特別版となります。
最後までこのニュースレターをお読み頂きありがとうございました。今週もみなさんにとってアップデートとインスピレーションにあふれた日々となりますように。
早川洋平
バックナンバー
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