プロインタビュアー早川洋平のストーリーを9回にわたってお届けいたします。
プロインタビュアー早川洋平が実践している、
インタビュー力を学べる「会う力」養成講座の事務局よりご案内です。
早川洋平が、時代や環境が変わる中でも、
ひたすら継続し続けていることがあります。
それは、人と会いインタビューすること。
全9回にわたって、
なぜ早川洋平が人と会いインタビューし続けているのか。
ストーリーをご紹介いたします。
僕自身がこの真理に気付くことで、幾度となく人生が変わる経験をし、
プロインタビュアーとして生きることにつながりました。
では、なぜ「会う」ことで僕たちの人生が変わるのか。
はじめに僕自身のバックストーリーをお伝えすることで
少しでも感じていただけたら幸いです。
主宰/早川洋平
7.ビジネスモデル0生活
次の日、僕は会社に辞表を出していた。社長からは、何度も止められた。何しろ、社長や先輩たちに数え切れないほどサポートしてもらっても毎年ノルマ未達の社会人だったのだから。そんな無謀な僕だったが当時は、「半年分の生活費は蓄えています。いざとなったらフリーライターをすれば目下の生活費はも何とか稼げると思います」と、恐ろしく無礼かつ自分の未来を楽観的に考えていた。
そして始まったビジネスモデル0の著者インタビュー起業生活。早々に映画のような展開が訪れる。ある日突然メールボックスを開くと、ある証券会社から一通のメールが。「番組にCMを出稿したい」というオファーだった。しかも出稿料は月額にして数十万円超。会社員時代の給与の2倍を優に超える額だった。願ってもないスポンサーを見つけた僕はすっかり有頂天に。ビジネスモデル考案を放棄して、とにかく著者インタビューの配信を続けた。案外何とかなるものだな……恥ずかしながらそんなことを毎日考えていたのを思い出す。
だが、ビギナーズラックは続かなかった。毎月のように増額される広告収入だけでもうすぐ月額「3桁」万円に届くかと思ったある晩、僕の携帯電話が鳴った。スポンサーからだった。
「早川さん、申し訳ないけど、今月で出稿は終わりにさせてほしい」
時はちょうどリーマンショックの余波で日本の金融機関が大打撃を受けていた時。まさにその影響だった。こんな「バブル」が続くはずないと心のどこかで気付いていたのに、放置していた自分が情けなくてたまらなかった。「いざとなれば」の選択肢だったフリーライターの道が頭をよぎる。だが、フリーライターだって甘くはない。インタビューした著者の数人からゴーストライターの依頼を受けることもあったが、僕は二刀流ができないタイプ。「捨てる神あれば拾う神あり」で本当にありがたいお申し出だったが、もしライターの道を選んだら、自分は著者インタビューを続けることはできないと思った。
あまりにも浅はかで刹那的に生きてきた自分。向き合うのもはばかられたが、それでも僕は心の声に耳をすまし続けた。聞こえてきたのはフリーライターではなく、またしても著者インタビュー番組の道だった。この期に及んでまだ「好き」を貫く自分にあきれかえりつつも、もう行けるところまで行くしかないと覚悟を決めた。
<続く>
次号「8.プロデュース×インタビュー」は、来週月曜日にお届けいたしますね。
続きが気になる方は、「会う力」養成講座のHPをご覧ください。
「会う力」養成講座
なぜ早川洋平が、
大手の会社の看板に頼らずに
羽生結弦さんや髙田賢三さんらトップランナーから、
戦争体験者までインタビューし続けられているのか?
その秘訣は人と、
会う前
会っている時
会った後
それぞれのタイミングで外してはいけないコツが存在しているのです。
講座では、会う力のコツを8つに分解しお伝えいたします。
《8つの力》
リサーチ力
メモ力
アポ取り力
段取り力
質問力
現場力
縁紡力
メディア力(場の力)
《こんな方におすすめです》
相手の本音やニーズを引き出す力を養いたい
時代や環境に左右されない個の力を高めたい
会社の看板に頼らない人間になりたい
インタビューを使ったメディアを創りたい
インタビューを仕事にしたい
インタビューの基本をゼロから学びたい
取材や仕事に使えるリサーチ力を高めたい
アポ取りのコツとスキルを身につけたい
WEB会議や取材で「伝わる」コミュニケーション力を養いたい
ライター/コーチ/コンサルタント/カウンセラーとしての腕を上げたい
本やセミナーでは辿り着けない悩み解決の糸口を見つけたい
と思われた方には、プロインタビュアー早川洋平のインタビュー力を学べる「会う力」養成講座がヒントになるかもしれません。
《受講生の声①》
コロナの「会えない」時代に受講することを一瞬ためらったが、本当に受講してよかった。アポ取り、段取り、質問、現場、縁のつむぎ方……etcここで学んだことはリアルだけでなく、「オンラインで会う」際にも全く問題なく、そのまま活用できました。ウィズコロナの時代、むしろ「会う」力の重要性を強く感じるとともに、次はどの分野のトップランナーに会おうかワクワクしています。
(30代女性Mさん)
最初は「無名の自分が本当に会いたい人に会えるか」心配もあったが、どのようにしたら会えるか、会ったとき何をしたらいいか、どのように縁を紡げば良いか、メソッドが徹底的に体系化されていたので安心してステップを踏み、実際にある著名な方に会うことができた。その後も関係は続き、「会う力」を実践・実感する日々が続いています。
(30代男性Oさん)
インプットしただけで終わりにならないか不安だったが、アウトプットのための「場」である「メディア」のつくりかたや続け方のキモを教えてもらえたので自分の番組を立ち上げ、インタビューを続けることができている。早川さんに質問したり、悩みを相談するなかで、経験に裏打ちされた具体的なアドバイスをもらえたのは本当にプライスレスな価値だった。自分1人ではきっと、アポ取りすらできなかったと思う。実際に早川さんがインタビューされた方との「実例」を聞くことができ、早川さんだけでなく、トップで走り続ける方が大切にされていることも学ぶことができたのも大きかったです。
(20代女性Kさん)
《受講生の声②》
「会う力」養成講座の卒業生で、キクタスで早川と共にINTERVIEW制作に関わっている中江が、卒業生の目線で「会う力」についてお伝えさせていただきます。(全8回)
この機会にぜひ、あなたの仕事や活動に
プロのインタビュー力を役立ててみませんか?
▶︎詳細は「会う力」養成講座のHPをご覧ください。
会う力養成講座事務局(キクタス株式会社内)
auchikara@kiqtas.jp